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茎ブロッコリーは、ブロッコリーと中国野菜のカンランを、
かけ合せた、もともと日本生まれの野菜です。
今では日本よりも、海外でよく栽培されています。

ブロッコリーよりも暑さに強いので、家庭菜園でも育てやすい野菜です。
ブロッコリーは標準プランターでじゅうぶん育てられますし、
甘くて柔らかくて絶品です、お勧めの秋野菜です。 



■茎ブロッコリーのプランター栽培のポイント

1.暑さに強いため、暑い時期でも栽培できます
2.頭頂蕾は、摘芯も兼ねて早めに収穫します
3.定期的な追肥で、わき芽を伸ばします 



茎ブロッコリーは味にクセがなく、和食を始め、中華やフレンチ、
イタリアンなど、どんな料理にも合うのが特徴です。

品種は、「スティックセニョール」が一般的です。


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こちらは我が家のブロッコリー、脇芽も食べられて美味です


■栽培管理

・容器
株は、50〜60cmと広がるので、プランター栽培の他に、
直径30cm程度の鉢で育ててもよいでしょう。


・用土
市販の野菜用培養土でよく育ちます。

肥料が入っていない培養土の場合、元肥として
10Lあたり化成肥料35gを混ぜ込みましょう。


・タネまきと育苗
タネまき適期は、暖地が2月〜8月中旬、
中間地が2月中旬〜8月上旬、寒冷地が4月〜7月です。

ポリポットに培養土を入れ、5mmほどの深さに3〜4粒、
離して点まきにし、水やりをします。
発芽までは乾かさないように管理します。

3日ほどで発芽します。
発芽したら、日当りのよい場所に置きます。

本葉2枚までに、1本に間引きます。

・定植
本葉5〜6枚の頃、定植します。

根鉢を崩さないように植え付けたら、
たっぷり水やりをし、支柱を立てて誘引します。

・追肥
植え付け2週間後から、1ヶ月に2回、追肥を施します。
1株あたり化成肥料1つまみ半(約7.5g)を、
株元から離して施します。

・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。


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花もきれいですし、つぼみの頃ゆでてサラダやおひたしに美味です


■病害虫

コナガ、ヨトウムシ、アオムシなどの害虫がつきやすいです。
見つけ次第捕殺します。
定期的に殺虫剤を散布してもよいでしょう。


■収穫

花蕾の直径が500円玉大になった頃、
収穫を兼ねて摘芯します。

摘芯し、追肥を施すことにより、
わき芽が次々と伸びてきます。

わき芽が長さ20cm以上になったら、
1番下の節だけ残して収穫します。

>>ブロッコリーのタネと苗を各種見てみる