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2016年のフルティカ、元気です


トマトのお尻の部分が黒ずんできたのなら、”尻腐れ病”です。
やがて腐ってしまうので、発症した果実は早めに取り除きます。



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尻腐れ病のトマト


■尻腐れ病とは

尻腐れ病とは、野菜や果物の果実のお尻の部分
(厳密に言えばトップ=果実の先端部分)が
黒くなって腐ってしまう症状をいいます。

いったん尻腐れ病が発症した果実は元には戻らないため、
早めに取り除くしかありません。

しかし、尻腐れ”病”とはいいますが、主に石灰(カルシウム)不足が
原因の生理障害で、株自体には問題がないため、
必要な対策を施せば、正常でおいしい果実が実るようになります。


■尻腐れ病の原因

上述しましたように、尻腐れ病の主な原因は石灰(カルシウム)不足です。
その主な原因は、以下のようなものが考えられます。

1.植え付け時に苦土石灰が施されていない
植え付け前に、酸度調整用に苦土石灰をまくのが一般的です。
苦土石灰は土壌pHを調整してくれますが、カルシウムが含まれているため、
石灰をまいていれば、土壌中にカルシウムがあるはずです。

2.乾燥しすぎている
トマトはもともと南米アンデス山脈が原産で、やや乾燥気味に育てると
甘みと酸味のバランスの良いおいしい果実を実らせることが知られています。
しかし、土がカラカラに乾いた状態では、根が土中のカルシウムを
吸収することができません。

3.追肥に窒素成分が多すぎた
窒素成分はトマトの生長に欠かせない肥料分ですが、多すぎると
カルシウムの吸収を妨げてしまいます。
窒素分が多い肥料を施していませんか?


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カルシウム分を与えれば元気なトマトに


■尻腐れ病の対策

植え付け時に苦土石灰を施さなかったり、追肥に窒素成分が多すぎた
場合は、苦土石灰を施しましょう。

土が乾燥しすぎている場合は、水やりをします。

即効性を求めるのなら、カルシウムを含む液体肥料や、塩化カルシウムの、
0.2〜0.5%液を葉に散布すると良いでしょう。

*こちらが手軽で効果がありました。

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