私が初めて野菜を育てたのが、10年前!
ラディッシュのプランター栽培でした。
2階の出窓にプランターを置き、最培養土にタネをまいて、
仕事で遅く帰っても、乾いていたら水やりする程度だったのに、
丸まるしたラディシュがたくさんできてびっくりしました。
そのラディッシュを食べてみて、
深い味でほんとうに美味しい〜と感じました。
それがきっかけで、野菜栽培に熱中しています(笑
ラディッシュ(ハツカダイコン)は二十日大根という名のとおり、
20〜40日程度の短期間の栽培で収穫できる ので、
土量の少ないプランターでもよく育ちます。
収穫して、すぐが美味です
■ラディッシュのプランター栽培のポイント
1.タネまきをずらして長期間収穫
2.発芽するまでは乾かさないように管理します
3.害虫予防には、防虫ネットのトンネルがけが有効です
ラディッシュには、おなじみの赤くてコロンと丸い品種だけでなく、
細長かったり、白い色をしていたり、紅白だったりと
様々な品種があるので、いろいろ試してみると彩りも形もとりどりで、
食卓も華やぎます。
1週間ずつタネまきをずらすと、長期間収穫を楽しめます。
■ラディッシュのプランター栽培の管理
・容器
栽培期間が短いため、容器もごく一般的なサイズの、
プランターで十分よく育ちます。
鉢で育てる場合は、深さ15cm以上のものを用意します。
標準プランターでも育てられます
・用土
一般的な野菜用の培養土でよく育ちます。
庭土などを利用する場合は、用土10Lに対し、
苦土石灰10gを混ぜ込んで1週間程度おき、
その後、堆肥100g、化成肥料15〜20g、熔リン5gを
よく混ぜ込みます。
・タネまき
タネまきは、ほぼ1年中できますが、
ラディッシュは冷涼な気候を好むので、
真夏の栽培は難しいです。
冬は、室内で育てるなど、工夫しましょう。
初心者には、春まきか秋まきがお勧めです。
一般的な大きさのプランターなら、2条の条まきにします。
まき溝をつけたら、1cm間隔でまきます。
鉢ならば、ばらまきにします。
覆土をし、軽く押さえたら、たっぷりと水やりをします。
発芽するまでは、乾かさないように管理します。
発芽したら間引き始め、本葉2〜3枚の頃までに、
株間5〜7cmにします。
・追肥
本葉2〜3枚の頃と、その後10〜15日目の2回、
追肥を施します。
1u当たり30gの化成肥料を、条間に施します。
鉢の場合は、割り箸などで穴を開け、肥料を入れたら
土で埋め戻す”スポット追肥”がよいでしょう。
・水やり
乾燥に弱いので、土の表面が乾き始めたら
たっぷりと水やりをします。
ときどき、底面からの給水も行うとよいでしょう。
■病害虫
発芽から生育初期までのハモグリバエやキスジノミハムシの
被害には特に注意します。
タネまき後すぐに防虫ネットか寒冷紗をトンネルがけすると
効果が高いです。
隙間がないように裾をしっかりととめます。
収穫後は、まず洗ってガリリ! そしてサラダに
大収穫でしたら、漬物も美味しいです
■収穫
地表に出ている根の直径が2cmくらいになった頃から、
順次収穫します。
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