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掘り出してすぐが美味しいです


掘りたての落花生は、市販のものとは風味が
全く異なり、とっても美味しいです。


塩茹でにしたり、料理に使ったりと、
市販の乾燥品とは一味異なる利用もできます。

   
■ラッカセイ栽培のポイント

1.元肥は少なめに施します
2.発芽までは不織布をかぶせます
3.土をよく耕し、子房柄がもぐりやすくします 


ラッカセイは、「落花生」と書き、その名の通り
花が咲くと花の付け根から細い枝を土中に伸ばし、
その先に豆を作ります。

正確には花が土の中に入るのではなく、花が咲いた後、
花の付け根にある子房から、「子房柄(しぼうへい)」と
呼ばれる細いひげ状の枝が下へ向かって伸び、
やがて土の中にもぐりこみ、子房柄の先にさやをつけます。


■品種

その名も「落花生」という品種は、ラッカセイの産地
千葉県八街市生まれの昔ながらの品種です。
育てやすくて収量も多く、コクがあって風味も豊かなので
オススメの品種です。

「ナカテユタカ」や「郷の香」などの早生種も
つくりやすいでしょう。

また、変わった品種に挑戦したい方は、
一般的なラッカセイの2倍のサイズの「おおまさり」や、
中のマメの薄皮部分が黒紫色の「黒落花生」などは
いかがでしょうか。


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花も可愛らしいです


■栽培管理

ラッカセイは、ほかのマメ科の植物同様、
根に「根粒菌」という菌が共生し、
土の中の空気から窒素分を取り込んでくれます。

そのため、肥料が多すぎると窒素が過剰になり、
葉ばかり茂って実つきが悪くなる”つるボケ”になるため、
元肥の量は一般の野菜の約半分にします。


・タネまき
タネまき適期は、暖地は4月中旬〜5月、
中間地は4月中旬〜6月上旬、
寒冷地は5月中旬〜6月上旬です。

タネまきの2週間前に、1uあたり苦土石灰100〜150gを
まいて、よく耕しておきます。

1週間前になったら、1uあたり堆肥2kg、
化成肥料50gをまいて、全体がまんべんなく混ざるように
よく耕し、幅45cm、高さ10cmの畝を立てます。

株間30cmで、底の丸い容器などを用いて深さ1〜2cmの
植え穴を開けます。

各穴に2粒ずつタネをまきます。
このとき、タネ同士は少し離し、横向きにしてまくのが
ポイントです。

土をかぶせて軽く手で押さえたら、不織布をかけます。
不織布をかけるのは、ラッカセイに限らず豆類のタネは
鳥の大好物のため、食べられないようにするためです。

不織布をかけたら、不織布の上からたっぷりと水やりをします。
不織布は、本葉2枚になるまでかけておきます。

◎ポリポットまき
ポリポットにまいてもよいでしょう。

ポリポットに培養土を入れ、指で深さ1〜2cmの
まき穴を2つ開け、1粒ずつ、横向きにタネをまきます。

覆土をして軽く手で押さえたら、たっぷりと水やりをし、
発芽まで乾かさないように管理します。

本葉が3〜4枚になったら、根鉢を崩さないように
定植します。


・追肥・土寄せと中耕
タネまきの約3週間後から月1回、追肥を施します。
1uあたり30gの化成肥料を株元にまき、
軽く土寄せをします。

花が咲き始めたら、子房柄が土にもぐりやすくするため、
小クマデなどで株の周囲を軽く耕し、土の表面を
やわらかくする中耕を行います。

中耕は、土の表面がかたくなったら、
随時行いましょう。

子房柄が伸びたあとの中耕は、子房柄を切らないよう
十分注意します。


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収穫が楽しみです!


■収穫

開花から80〜100日後、葉の一部が茶色くなってきたら
収穫適期です。
株元を手で持って、真上に引き抜いて収穫します。

葉が完全に黄色くなってから収穫すると、
子房柄が切れやすく、さやが土の中に残ってしまい、
一つ一つ掘り出さなくてはならなくなり、手間がかかるため、
未熟なさやが多少残っていても、葉の一部が茶色くなった時点で
収穫した方がよいでしょう。

収穫したら、株元を上にして、風通しの良い日陰で
乾燥させた後、株からさやをはずして保存します。
乾燥が不十分だと、カビやすくなるので注意します。
保存したラッカセイは、食べる時に煎ってから食べます。

塩茹でにする場合は、収穫後すぐに株からさやをはずし、
表面の土を水で洗ってから、さやごと40〜50分間
塩茹でにします。


■病害虫

病気はほとんど心配ありません。

害虫の被害も少ないですが、カメムシやアブラムシなどが
つくことがあります。

カメムシは、見つけ次第捕殺します。

アブラムシは、ガムテープなどを利用して捕殺するか、
薬剤を散布して防除します。

>>ラッカセイの苗はこちら
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