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家庭菜園のエダマメを食べると市販のものは食べられません
エダマメは、草丈があまり高くならないので、
プランターでも育てやすいです。
■エダマメのプランター栽培のポイント
1.元肥の量は、調整する必要はありません
2.防虫ネットで害虫を防ぎます
3.収穫期を逃さず収穫します
エダマメは、枝から外すとあっという間に鮮度が落ちます。
農家では、『お湯をわかしてから採りに行け』と
言われるほどです。
マメの中でもおいしさに定評のあるエダマメです。
鮮度が落ちないように、収穫したらすぐにゆでて、
おいしくいただきましょう。
■エダマメのプランター栽培の管理
・容器
標準サイズ(幅65cm、奥行20cm、深さ20cm程度)よりも
奥行きがある、少し大きめの物がよいでしょう。
・用土
一般的な、元肥入り培養土を使用します。
エダマメなどのマメ類は、空気中の窒素分を取り込んでくれる、
根粒菌が共生するため、露地栽培では元肥を減らして、
窒素過多によるつるボケを防ぎます。
しかしプランター栽培では、水やりのたびに肥料分が流れ出るので、
元肥の肥料分の調整は、しなくても大丈夫です。
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エダマメの発芽
・植え付け
プランターの底に鉢底石を敷き、培養土を入れます。
株間25cmで植え穴を掘り、ジョウロで水を注ぎ、
土を湿らせます。
苗を植え付けたら、土をかぶせて株元を手で軽く押さえ、
ジョウロでたっぷりと水を与えます。
植え付け後、すぐに、トンネル用支柱を立て、
プランター全体を防虫ネットで覆います。
ネットのすそはしっかりと留めて、害虫が侵入しないようにします。
・追肥
植え付けから1カ月後、軽く一握り(約10g)の化成肥料を
土の表面に均等にまきます。
花が咲き始めたら、もう一度同様に追肥を施します。
・水やり
土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るまで
たっぷりと与えます。
ただし、頻繁に水やりをしすぎると、根腐れを起こしやすくなるので、
”土の表面が乾いてから”、をしっかりと守ります。
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収穫時期を逸しないように
■病害虫
カメムシ類の幼虫がよく付きます。
針状の口をさやの中の実に刺して汁を吸い、
被害がひどい場合はさやが落ちてしまいます。
幼虫は5月頃からふ化し始めます。
開花後から子実肥大期に薬剤を散布して防除します。
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やっぱりビールとエダマメが美味しい!
■収穫
さやが十分に膨らんだら、収穫できます。
株元を持って引き抜いて収穫してもいいですが、
さやは、株の下の方から実が入るため、
下の方のさやは十分ふくらんでいても、
上の方のさやはまだ痩せています。
エダマメの収穫適期は3〜5日しかないため、
上のさやがふくらむのを待っていると、
下のさやは固くなり、食味が落ちます。
株ごと引き抜くなら、さやの7〜8割がふくらんだ頃に
しましょう。
収穫適期のさやを、1つずつハサミで切り取って
収穫すると、面倒ではありますが、
すべてのさやを最高の状態で無駄なく収穫できます。
>>エダマメのタネを各種見てみる