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ショウガ畑


身体を温め、免疫力をアップしてくれるショウガは、
今注目の野菜です。
病気や害虫に強く、小さなスペースでも栽培できるので
家庭菜園向け!

収穫時期によって違った味を楽しめるのも魅力です。

   
■ショウガ栽培のポイント

1.芽出しをしてから植え付けます
2.芽が出るまでは水は与えず、芽が出たらこまめに水やりをします
3.追肥のたびに土寄せを行うことで、根の太りがよくなります 



◎ショウガの呼び名
ショウガは収穫時期やサイズによって呼び名が変わります。

ごく若どりにしたものが”ハジカミ”、
夏に収穫するのが”葉ショウガ”、
秋に収穫するのが”新ショウガ”、
新ショウガを翌年まで貯蔵した”ひねショウガ"などです。

一般的に”ショウガ"と呼んでいるのは、
新ショウガとひねショウガです。

ショウガは、市販のタネしょうがを購入して植え付けますが、
ショウガの種類は少なく、根茎の大きさから、
大ショウガ、中ショウガ、小ショウガに分けられます。

大きな根ショウガを収穫するなら大ショウガ、
葉ショウガも楽しむなら、中ショウガか小ショウガがお勧めです。


■品種

大ショウガには「インド」「おたふく」などの品種が、
中ショウガには「らくだ」「房州」などのひんしゅが、
小ショウガには「金時」「谷中」などの品種があります。

食用のショウガからも栽培できますが、
洗ってあったり、乾燥させてあったり、
芽が切られていたりするので、発芽させるのは難しいです。

種苗店や園芸店で、タネショウガとして売られているものを
利用したほうがよいでしょう。

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【国産】金時しょうが 約500g入【たねいも用】〜3月下旬頃から出荷予定〜


■栽培管理

しょうがは日当たりを好みます。
草丈は1m程度にまで育ちます。

家庭で栽培するのなら、それほど量を栽培しなくてもよいので、
小さなスペースで楽しめるのも魅力です。
タネショウガ500gで、60×60cm程度のスペースが目安です。

・植え付け
植え付け適期は、暖地なら4月〜5月上旬、
中間地なら4月下旬〜5月中旬、
寒冷地なら5月下旬〜6月中旬です。

植え付けの1週間前に、よく土を耕し、1u当たり堆肥2kgを
散布し、よくすき込みます。

ショウガはやや酸性に強いので、石灰は必要に応じてまきます。
また、根茎に養分があるので、肥料は施さなくても大丈夫です。

タネショウガを植え付けても、芽が出るまでに約1ヶ月もかかるため、
植え付けの2〜3日前に日光に当てて”芽出し”をしてから
植え付けてあげると、植え付け後の成長が早く、
発芽不良の防止にもなります

植え付け時には、大きいタネショウガは手で分け、
1片に3〜4芽ずつつくようにします。

株間20cm、列間40cmで、深さ7〜8cmの植え穴を掘ります。
1穴に1片ずつタネショウガを置きます。
このとき、芽が多く出ているほうを上にして置くのがポイントです。

タネショウガを置いたら覆土をしますが、その後の水やりは
芽が出るまでは不要です。

ショウガは熱帯原産で寒さに弱いので、植え付け後に
マルチをかけて地温を上げてもよいでしょう。

地上部に芽が出たら、乾燥防止のため、わらなどを敷きます。
芽が出るまでは水やりはしませんが、ショウガは水を好むため、
芽が出たら乾燥させないようにこまめに水やりをします。

・追肥と土寄せ
植え付けから2ヶ月ほど経ち、葉が6〜8枚になったら、
1回目の追肥を施します。

規定の倍率に希釈した液肥を株元にかけます。
追肥と同時に、株元に厚さ5cmほど土寄せをすると、
根の太りがよくなります。

植え付けから4ヶ月ほど経ち、葉が16〜18枚になったら、
2回目の追肥を施します。
1回目と同様に液肥を与え、土寄せをします。


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こんなに良いショウガが収穫できます


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ショウガの収穫風景


■収穫

植え付けから3ヶ月ほど経ち、葉が6〜8枚になったら、
葉ショウガを収穫できます。
株元を手で押さえて茎を横に倒し、若い根茎を折り取ります。

ただし、葉ショウガを収穫しすぎると、葉数が減って
光合成の働きが低下するため、根ショウガを収穫したい場合は、
少なくても半分以上の茎葉を残しておきましょう。

10月上旬から、根ショウガが収穫できます。
根ショウガは、株ごと掘り上げて収穫します。

使う分だけその都度抜くと、いつでも新鮮なショウガが楽しめます。
ただし、霜が降りる前にはすべて収穫を終えます。
また、葉が黄色くなったら、すべて掘り上げます。

◎保存方法
ショウガは湿気や低温で腐りやすいので、収穫したら
洗わずに風通しのよい場所でよく乾燥させ、新聞紙で包んで
常温で保存するとよいでしょう。


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甘酢漬けにすると香りが際立ちます


■病害虫

病害虫はほとんど心配ありませんが、
根茎腐敗病になることがあります。

根茎や地際の茎、幼芽などが濡れたような褐色になり、
腐敗する病気です。

梅雨時に水はけの悪い畑で発生しやすいため、
予防には、畑に雨水がたまらないように排水溝を堀ります。
また、連作をしないことも重要です。

発生したら、薬剤で防除します。

>>ショウガの苗、タネイモを各種見てみる
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