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採れたてのキュウリ、みずみずしく絶品です


家庭菜園で人気のキュウリですが、
ポイントを押さえた栽培をすれば、
キュウリは収穫期間が2ヶ月以上も続き、
1株当たり30本以上も収穫することができます。


 
  
■キュウリ栽培のポイント

1.風通し良く育てます
2.生長段階にあわせて整枝します
3.一、二番花は若どりします

べと病やうどんこ病に強い「夏しずく」や
「よしなり」「シャキット」などを選ぶと、
病気にかかりにくくてよいでしょう。


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敷き藁をすると元気に育ちます


■キュウリの栽培管理

キュウリは夏の野菜の代表格ですが、
生育適温も18〜25℃と、暖かい気候を好みます。

植え付け時の気温が低いときは、
ホットキャップなどをかぶせて、寒さや
風から苗を守るとよいでしょう。

・植え付け
キュウリの植え付け適期は、暖地は4月中旬〜5月上旬、
中間地は4月下旬〜5月中旬、寒地は5月中旬〜6月中旬です。

植え付けの2週間前に、1u当たり苦土石灰150〜200gをまいて
よく耕しておきます。

1週間前になったら、1u当たり完熟堆肥4.5〜6L、
化成肥料100〜200g、熔リン50gをまき、よく耕します。
熔リンを施すのは、実つきをよくするためです。

幅60cmの畝を立て、黒マルチを張ります。
マルチを張るのは、植え付けまでに地温を上げておくためです。

マルチに、穴あけ器などで60cm間隔で穴を開け、
じょうろなどで植え穴に水を注いで土を湿らせてから、
苗を植え付け、たっぷりと水やりをします。

キュウリは茎が弱くて折れやすいため、植え付け直後に
支柱を立てて誘引します。


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雌花


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雄花


・誘引と整枝
つるが伸びはじめたら、1週間に1回をめどに、
支柱に誘引します。

整枝はしなくてもそこそこ収穫できますが、
キュウリの生長に合わせた整枝をすれば、
たくさん実をつけることができます。

整枝は、植え付け1ヵ月後から始めます。

キュウリは親づるの葉の付け根からわき芽が出て、
成長すると子づるになりますが、
草丈が1mになったら、下から3〜4枚の葉の付け根に出た
わき芽を摘み取り、風通しをよくします。

それより上の葉から出たわき芽は摘み取らずに、
葉を1〜2枚つけたら、その先を摘芯します。

こうすることにより、実の数を抑えて質のよい実に育てるとともに、
葉の数も抑えて風通しをよくし、蒸れを防ぎます。

植え付けから2ヵ月後、親づるの先も摘芯します。
こうすることにより、子づるの生育をよくし、
収穫量を増やします。

・追肥と土寄せ
植え付けの2週間後から追肥を始めます。

1u当たり30gの化成肥料を、
2週間ごとに施します。
化成肥料は、マルチの外側にまき、肥料を土と
混ぜ合わせながら軽く耕し、株元に土寄せをします。

◎一、二番果の収穫
一番果と二番果は、株が一番旺盛に生長する時期と重なるため、
小さめの10cm程度で収穫し、養分を株の生長にまわします。


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苗に負担がかからないよう若いうちに収穫します


■収穫

三番果からは、18〜20cmくらいになったら収穫します。
へたの部分からはさみで切り取って収穫します。

1日に3cmも育つため、採り遅れるとすぐに大きくなりすぎ、
皮がかたくなり、タネが目立ち、味や食感が悪くなるため、
毎日収穫するか、それができないのなら、すこしくらい
小さめでも早めに収穫しましょう。

収穫時、下葉が枯れているようなら適宜切り取り、
風通しよく管理します。


■病害虫

キュウリは、葉が白い粉をふいたようになるうどんこ病にかかりやすいです。
白い粉の正体はカビで、徐々に株全体に広がり、放置しておくと
枯れてしまいます。

初期のうちなら症状の現れた葉を切り取れば対処できますが、
広がってしまった場合は炭酸水素カリウム水溶剤などの
薬剤を散布して防除します。

>>キュウリの苗を各種見てみる
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