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プランターでも元気に育ちます


シソ(オオバ)は日本では古くから利用されてきました。
香りがよく、薬味として刺身のツマなどに利用されるほか、
天ぷらやサラダにしてもおいしいです。

シソは丈夫でどんどん育つため、
キッチンガーデンなどに1鉢あれば、
ひと夏中重宝するでしょう。

実は、市販のシソは最も多くの農薬を使用している
野菜の一つです。
プランター栽培なら、病害虫に侵されにくいため、
無農薬栽培を行うこともできます。

採れたてのシソの葉はやわらかく、香りは格別です。
スーパーなどで売っているものとは全く異なるので、
一度栽培すると止められません。


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間引きしてどんどん育てます


■シソのプランター栽培のポイント

1.日陰気味の場所で育てると、やわらかい葉が収穫できます
2.覆土はごく薄くします
3.摘芯をして、わき芽を伸ばします

シソは日当たりを好みますが、強い植物なので、
半日陰や日陰でもよく育ちます。

むしろ、屋内の日当たりが良い窓際や、
やや日陰気味のところで育ったシソは、
露地栽培のものと比べると葉がやわらかいです。

キッチンに一鉢あると、すぐに使えて便利です。


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赤ジソも綺麗ですし、ジュースにすると健康的!


■シソの栽培管理

・容器

シソはそれほど大きくならないので、
深さが14cm以上あれば、
鉢でもプランターでもかまいません。

大人数の家族でも、標準プランター1つあれば、
十分収穫できるでしょう。

・用土
鉢底石を敷き詰めた容器に用土を入れます。

シソはとても丈夫な植物なので、土を選ばずによく育ってくれ、
古土でもよくできます。

しかし、やはりよく肥えた土で育てたほうが、
やわらかで美味しいシソになります。

・タネまき
タネまき適期は4月中旬〜6月中旬です。

条まきか、全体にばらまきをします。
標準プランターなら1cm間隔で2条程度が良いでしょう。

シソは好光性種子といい、発芽するのに光が必要なので、
タネが隠れる程度にごく薄く土をかけ、
手のひらで軽く押さえ、たっぷりと水やりをします。

シソのタネは乾燥を嫌うので、乾燥しないように管理しますが、
好光性種子のため、濡れた新聞紙をかけたりはせず、
毎日水やりをしましょう。

タネまき後14〜20日くらいで発芽します。

シソのタネは非常にかたく、水を吸収しにくいので、
一晩タネを水に漬けてからまくと発芽がそろいますが
タネがまきずらいのが、難点です。

本葉が出始めたら、間引きながら育て、
本葉4枚頃までに株間を15〜20cmにします。

間引いた株も、芽ジソとして薬味に使えます。

・摘芯
本葉10枚くらいになったら、茎の頂点を摘み取り、
摘芯します。

摘芯することにより、わき芽がたくさん出てきて、
収量が多くなります。

・追肥
収穫が始まったら、500倍の液肥を4〜5日に1回施すと、
次々と葉が大きくなり、長く収穫を楽しめます。

・水やり
シソは乾燥が苦手で、葉がかたくなってしまいます。
また、いったん水切れになると、株が弱ってしまいます。

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
特に乾燥しやすい夏場は、朝夕の1日2回は水やりをしましょう。

葉の裏にも水をかけてあげると、ハダニの予防になります。


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カツオなど刺身に家庭菜園の紫蘇はとっても美味しい


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和風スパゲティーにも香りを与えてくれます


■収穫

シソは、収穫する時期によって芽ジソ、葉ジソ、穂ジソ、
こき穂と、様々に楽しめます。

芽ジソは、発芽して子葉が開き、本葉が見え始めたものを
地際から切って収穫しますが、本葉2枚頃までは
間引きを兼ねて切り取って芽ジソとして利用しても良いでしょう。

葉ジソは、草丈が20cm以上になったら、収穫します。
株が小さいうちに収穫すると株が弱ってしまうため、
できれば25〜30cm程度に生長するまで
待ってから収穫するとよいでしょう。

下の大きい葉から、使う分ずつ摘み取り収穫します。
一番若い生長点の葉を、常に残すようにしましょう。

8月〜9月になると花穂が伸びてくるので、
2〜3cm開花したら摘み取って穂ジソとして利用します。

花穂がでたら、新しい葉はもう出ないので、
葉が古くなる前にすべての葉を摘み取ってしまうとよいでしょう。

実をしごき取れば、こき穂として、漬物や佃煮などに利用できます。


■病害虫

病害虫は、ほとんど問題ありません。

ただし、肥料を与えすぎるとアブラムシがつきやすくなります。
鉢やプランターに栽培している程度なら、薬剤を使わなくても、
見つけ次第手袋をして取り除ける範囲です。

ハダニがつくことがあるので、
水やりのときに葉の表裏を洗い流すようにすると、
発生しにくいです。

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