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ワケギを作っておくと、香味料として便利です


ワケギは一般的に葉を食用にしますが、
りん茎が肥大したものも、
エシャロットのようにして食べることもできます。 


   
■ワケギ栽培のコツ

1.植え付け前に種球は分割します
2.高温期は、土が乾かないように水やりをします
3.刈り取り収穫なら、2回目の収穫も楽しめます

ワケギはネギと比べてクセが少なく、香りもソフトで、
ネギ独特の辛味が少なく甘みがあります。

栄養成分としては、β(ベータ)−カロチンや
ビタミンCなどが豊富に含まれています。

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ワケギの球根


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ワケギを引き抜いたところ


■品種

ワケギにはそれほど多くの品種はなく、
早生種と晩成種にそれぞれ数品種があるのみです。

《早生種》
「寒知らず」「木原早生」などがあります。
種球は小さく丸みをおび、外皮は黄色っぽいです。

《晩成種》
「長崎大玉」「木原晩生1号」などがあります。
種球は細長く、外皮は紫色を帯びています。
早生種と比べて発芽が遅く、初期成育も遅れますが、
倒伏が少なく、育てやすいです。

作型と品種の関係は、下記の通りです。

【秋どり栽培】
晩成種を早出し栽培します。
7月下旬〜8月中旬に植え付け、10月〜11月に収穫します。

【冬どり栽培】
早生種を植え付ける方法で、もっとも一般的な作型です。
8月下旬〜9月中旬に植え付け、11月下旬〜2月に収穫します。

【春どり栽培】
晩成種を植え付けます。
9月〜10月中旬に植え付け、2月〜4月に収穫、または
11月中旬〜12月上旬に植え付け、5月に収穫する方法です。


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プランターでも鉢でも栽培できます


■ワケギの栽培管理

ワケギは密植すると収量が多くなるため、
株間5〜7cmに密植して植え付け、
生育の良いものから間引き収穫をしても良いでしょう。

・植え付け
植え付け時期は、品種の項を参考にしてください。

植え付け2週間前に、1uあたり堆肥2〜3kgと
苦土石灰150gを散布し、よく耕します。
ワケギは酸性に弱いため、苦土石灰の量は多めとします。

1週間前になったら、1uあたり化成肥料50〜70gを施し、
よく耕し、30〜40cm幅の畝を作ります。

植え付け前に種球は外皮をむいて
2〜3球ずつに分けておきます。
半日ほど日光に当てると外皮が剥きやすくなります。

植え付け時に、クワ幅で深さ5〜6cmの植え溝を掘り、
株間15〜20cmで種球を立てて、
上部1/4が土から出るように植え付けます。

深植えしないように注意します。


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こちらはワケギの仲間で、沖縄の二十日ネギの種球です


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二十日ネギは、秋に植えて1か月弱で収穫できます


・追肥と土寄せ
草丈15〜20cmの頃、1回目の追肥を施します。
1uあたり化成肥料25〜35gを、畝の片側に施します。
その後、中耕と除草を兼ねて、その部分を軽く耕し、
株元に土寄せをします。

2週間後、2回目の追肥を同様に施します。

春どりの場合は、冬にいったん枯れた地上部が
再び芽を出す2月下旬〜3月中旬の1回だけとします。

・水やり
8月〜9月の高温期は、土が乾燥したら水やりをします。


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いよいよ収穫です


■収穫

草丈40〜45cmくらいに生長したら、順次抜き取って収穫します。

株元を残して刈り取り収穫をしても良いでしょう。
刈り取り後、追肥を施せば、新芽が伸びてくるので、
2回目の収穫も楽しめます。


■病害虫

ワケギの代表的な病気は、べと病と灰色カビ病です。
べと病は、連作をしたり、風通しが悪いと発生しやすくなります。

いずれも、早めに薬剤を散布します。

害虫は、ネギアザミウマとネギハモグリバエがよく付きます。 

ネギアザミウマは野菜や花、雑草など多くの植物に発生するため、
予防には菜園の除草に努めましょう。

ネビハモグリバエはネギ類にだけ寄生します。
幼虫は葉を食害しますが、葉の内部にいるため防除が困難です。
予防には、植え付け時に植え溝に薬剤を散布すると良いでしょう。

>>ワケギの球根を各種見てみる
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