2016年01月05日

サツマイモ 苗の作り方

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サツマイモの収穫 C)すてねこ


最近はスーパーに売られているサツマイモの種類も増え、
ムラサキイモをはじめ、濃紫色やオレンジ色などの品種も
見かけます。

しかし、そうした珍しい品種の苗の入手は困難なのが現状ですが、
サツマイモの苗は比較的簡単にできますので、
自分で育苗して栽培してもよいでしょう。



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空中花壇-ハンギングの店 元気彩園のサツマイモの苗、もう発根しています


■サツマイモ 苗の作り方

サツマイモの苗は、サツマイモをコンテナに植え付け、
出てきたつるをさし苗として利用するのですが、
イモが黒斑病に感染していると、
感染した部分が土中で腐ってしまいます。

黒斑病予防のポイントとしては、
まず、腐敗や黒ずみのない健全なイモを選び、
植え付け前に殺菌消毒をします。


殺菌消毒の方法には、イモを47℃のお湯に30分間浸す方法と、
殺菌剤にイモを浸す方法があります。

お湯に浸すときは、温度計でお湯の温度をチェックして、
お湯を足すなどして、お湯の温度を一定に保つことが必要です。

殺菌したイモは、プランターに鉢底石を敷いて半分まで
培養土を入れ、イモを隙間なく並べ、イモが見えなくなる程度に
土をかけて水やりをします。
時期は、4月上旬ごろがよいでしょう。

◎発芽と育苗
サツマイモの発芽適温は25〜30℃なので、
最低15℃以上、日中は25℃程度になる場所に置き、
土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。
低温期は透明なビニール袋をかぶせるなどして保温しましょう。

50〜60日で、30cmほどに生長した苗がとれるので、
切り取って植え付けます。

苗を取ったあとのタネイモからはまた芽が伸びてくるので、
6月中旬頃まで苗とりが可能です。



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同じく元気彩園さんの苗


■タネイモをそのまま植え付けてはダメですか?

サツマイモは上記の通り、さし苗を育ててから
植え付けるのが普通です。

◎ジャガイモのようにタネイモを植え付けない理由
・一つは、さし苗を育てると、1つのサツマイモから
数十本の苗が取れるので、育苗した方が経済的なためです。

・二つ目は、ジャガイモのようにタネイモを切って植え付けると、
土中で腐ってしまいます。

・三つ目は、サツマイモは高温性の野菜で、
発芽には25℃以上必要なのですが、
霜の心配がなくなってからタネイモを植え付けると、
大きくなるまでに時間がかかり、イモの肥大にも影響が出ます。

そのため、事前に育苗した方が、適温になったときに
苗の状態で植え付けられるので、生育が早くなり、
イモも十分に肥大します。

このような理由から、サツマイモはタネイモではなく、
さし苗を作ってから植え付けます。


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■参考
・サツマイモの育て方|中耕・土寄せで大収穫!
・サツマイモのプランター栽培|深型で元肥をがっちり大きい芋に
・サツマイモ 肥料が必要でしょうか?
・サツマイモ 苗の植え付け方のコツ
・サツマイモの病気は?
タグ:サツマイモ
posted by ゆう at 15:13| 葉茎菜類