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家庭菜園のシュンギクは、香りと甘みが格別です
ホウレンソウやコマツナなどは「寒締め野菜」といい、
霜にあてたほうが甘みが出ておいしくなります。
一方シュンギクは、霜に弱い野菜で、
霜にあたると葉が黒くなり、枯れてしまうので、
注意しましょう。
霜が下り始める11月以降も収穫を続ける場合は、
厚手のポリフィルムなどをトンネルがけし、
保温する必要があります。
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シュンギクの発芽をそろえると競争し合って生長が良いです
■シュンギクのタネまきのコツ
シュンギクの種まき時期は、
9月初旬から10月初旬、3月下旬から5月下旬です。
シュンギクは、発芽率が低いことで知られています。
そのため、ポイントを押さえたタネまきをして、
きちんと発芽させましょう。
シュンギクの種は好光性種子といい、光を感じて
発芽する性質があるため、土はタネが見え隠れするくらいに
薄くかけて、手で軽く押さえ、雨にたたかれないように
敷きわらや寒冷紗で覆うと良いでしょう。
発芽までの3〜4日は乾かさないように水やりをすることも
重要なポイントです。
また、「催芽まき」をしても良いでしょう。
◎催芽まきは、次のような手順で行います
1.タネをガーゼなどに包んで一昼夜水につけます。
2.軽く水を切って、乾燥しないようにビニール袋に入れ、
冷蔵庫に2〜3日入れます。
3.白い根が見えてきたら取り出し、通常通りにタネまきをします。
それでも発芽がそろわなかった場合は、混み合った場所の株を
根をなるべく切らないようにていねいに掘り上げ、移植します。
移植後は、たっぷりと水やりをしましょう。
間引きを兼ねて移植すると良いでしょう。
ちなみに間引きは、タネまき後、双葉が開いたら3cm間隔に、
本葉3〜4枚で6cm間隔に、草丈10〜15cmの頃に
株間15〜20cmになるように間引きます。
生育のステージに合わせてタイミングよく間引くことで、
しっかりした株に育てることができます。
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シュンギク、標準プランターで育てられます
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