耕耘完了し肥料を入れる畑
■間土の意味
苗、種イモ、株を、花壇や畑、ベッドに植える時、
根が直接肥料や熱に触れて傷まないよう緩衝役を果たす土を指します。
以前は元肥えといえば、鶏ふん、魚粉、油かす、
草木灰、海草、貝殻、など有機質肥料がほとんどでした。
有機質肥料にとって「発酵」させる過程は大切です。
施肥した後、土壌バクテリアの働きで、
有機質肥料に含まれる栄養素は、土中で微生物に分解されることにより、
無機化され吸収されます。
この段階で発酵熱を出します。この熱に根がやられないように、
クッション的な役割をおこなっていたのが間土です。
■化成肥料を使う時の注意点
化成肥料を使用する時も根が直接触れてしまうと、
成分が強すぎて根を傷つける場合があります。
ですので間土が必要になってきます。
ただし最近多く使われるようになった緩効性化成肥料は、
直接根に触れても問題がないので、間土は不要です。
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