ニンニク、さまざまな品種があります
「スタミナをつけるためにはニンニク料理!」
焼き肉や炒めもの、明太子パスタなど、
ニンニクが入っているととても美味しいですね。
現在は国産以外のほとんどが中国から輸入されたものとなっています。
自家製ニンニクができると嬉しいですし味の違いに驚きます。
実は、家庭菜園でもニンニク栽培は、
ポイントを押さえていけば成功します。

葉ニンニクに向いた品種を選べば、春植えの葉ニンニクを味わえます
■ニンニク 春植えはできる?
1.春植えはできる?
ニンニクは、冬越しの時期に土の中で、
糖分などの栄養分を蓄えて春からの生長に備えます。
ですので、春に植え付けをした場合、
充実したニンニク(結球)はなかなかできません。
ただ、「葉ニンニク」として育てるならば、春植えでも大丈夫です。
2.葉ニンニクとは?
一般の玉ニンニクと収穫時期が異なります。
玉ニンニクは葉っぱの3分の2以上が黄色に変色してから収穫しますが、
葉ニンニクは葉っぱが5〜6枚、茎の長さが15cm以上で若どりします。
つまり、収穫時期で葉ニンニクと玉ニンニクの違いがあります。
また、適した品種もそれぞれ異なります。
3.春植えの方法は?
葉ニンニクにする場合は、2月頃に定植しても収穫が可能です。
植え付け方法は秋植えの場合と同じです。
およそ一ヶ月ほどで芽がでてきますので早めに収穫しましょう。
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■玉ニンニクの場合
1.ニンニクの栽培サイクル
ニンニクは長い時間をかけて生長していきます。
生育温度は18〜20℃と冷涼な気候が適しています。
品種や地域によって多少異なりますが、栽培サイクルは以下のようになります。
・植え付け 9月下旬〜11月上旬ごろ
・追肥 10月下旬〜12月上旬ごろ、2月〜5月ごろ
・収穫 5月下旬〜7月ごろ
2.栽培ポイント
・植え付け前に土を肥やすことが質の良いニンニクをつくる基本となります
・乾燥が激しい場合は水をタップリ与えます
・追肥は、植え付けの一ヶ月後をめどに施します。
その後、冬に一度施しますが雪で覆われている場合は肥料は必要ありません。
■参考
・ニンニクの育て方|簡単に栽培、芽かきを忘れずに!
・ニンニク栽培 トウ立ちとは?