
いっぱいできると嬉しいです!
サツマイモは、菜園初心でも育てやすいと言われます。
保存も長くでき、収穫もダイナミックで楽しく保存も便利。
子供に収穫を手伝ってもらうと、毎年大喜びです♪
栽培方法はとても簡単で病気にもかかりにくいと言われますが、
まれに病害虫の被害に見舞われることもあります。
被害を最小限に抑えるには、早期発見が大切です。
サツマイモは、どんな病気に気をつければ良いか、
対処法、発見法などを知っていれば安心です。
■サツマイモの病気は?
1.ネコブセンチュウ
植物の根にこぶをつくるセンチュウ(線虫)の総称です。
幼虫が根に侵入して定着してしまうと、
幼虫が分泌する成長ホルモンの影響を受けて、
周辺の細胞が異常分裂と肥大を起こし生育が抑制されます。
ひどくなると根がこぶだらけになり、
萎えや葉の黄化がみられ最終的には枯死します。
◎予防法と対策
・殺線虫剤を利用する
・マリーゴールド、クロタラリア、落花生などを用いて輪作をする
2.立ち枯れ病
病原菌により感染します。
植え付け2週間ごろから葉色が悪く、日中にしおれるようになります。
病気が進行すると下葉から黄色くなりやがて株全体が枯死してきます。
◎予防法と対策
・立ち枯れ病を引き起こす菌は数種類あります。
どの菌が原因なのかを特定することはできないので、
薬剤を数種類混ぜて散布します。
・立ち枯れ病を予防するには、清潔な用土を使用する、
有機質の少ない用土を使う、厚まきにしない、
まき床を水浸しにしないことが大切です。

ダイナミックな干し芋
3.黒斑病
カビの寄生によって、葉や根、果実に黒褐色の病斑ができます。
時間が経つと黒色がより強くなり、
表面がくぼんだ円形となりその中央部にかびを生じます。
◎予防法と対策
・苗を自ら育てるときには、殺菌消毒をしましょう。
・皮に黒ずみや傷がなく、ふくよかなきれいな姿のイモを使います。
・ウイルスフリーの種いもが販売されているので利用すると収量が上がります。
■参考
・サツマイモの育て方|中耕・土寄せで大収穫!
・サツマイモのプランター栽培|深型で元肥をがっちり大きい芋に
・サツマイモ 苗の作り方
・サツマイモ 肥料が必要でしょうか?
・サツマイモ 苗の植え付け方のコツ
>>サツマイモの苗を見てみる